「これまでは最大限の努力=最大限の成果と考えられてきた。しかし、最大限の努力で燃え尽きる人もまた多い。持続的な成功のためには、最適の努力=最大限の成果が望ましい。最もエンゲージメントが高い社員の中には最も燃え尽きている社員も含まれている。そうした社員は辞めるリスクが最も高い。100%ではなく85%の努力を求めることで、エンゲージメントの高い社員の燃え尽き離職を避けることができる。」
これからは100%の努力をしないことよりも、残りの15%で何をするかが大切になるという予感です。記事にあるように燃え尽きを避けるための休憩はもちろん大切でしょう。しかし、その他にも15%の使い方は様々あるはずです。この15%の使い方がその人のキャラを決めるのではないでしょうか。
15%を言語学習に投入するマルチリンガル社員、15%を社内奉仕に投入するギバー社員、15%をランチに投入するご当地グルメ社員、15%をお笑い研究に投入するヨシモト社員、15%を瞑想に投入するさとり社員など。
イノベーションのためにシャドーワークとして業務時間の一部を自分プロジェクトに充ててよいという会社はありますけど、15%を自分らしく使ってよいというルールして、各自が自分らしさを業務時間内に追求することで、エンゲージメントを高め燃え尽きを防ぐ。というのも、なかなかイイんじゃないでしょうか。
https://hbr.org/2023/06/to-build-a-top-performing-team-ask-for-85-effort