食事を一緒にすることは相手を知り信頼関係を築く重要な方法のひとつ

「世界トップのブランディング・コンサルティング会社インターンブランドのゴンザロ・ブルホCEOは、成功の秘訣として、ベストなメンバーと働くこと、失敗や顧客から学ぶこと、自分とは違う周囲の特徴を活かすこと、自分の業界に留まらないこと、リーダーシップにおける一貫性と新規性を両立させること、会社の様々なバランスをとることを挙げる。特にベストなメンバーを見極めるためには、ランチやディナーに行って相手を良く知ることに努めるという」
 
もののけ姫に登場するアシタカの雅な食事姿について先週何気なくポストしましたが、考えてみるとフォーマルな面談やテストに加えて食事というのも人材の見極め方法として古くから用いられていることに改めて気が付きました。会社の採用に留まらずパートナーシップや商談に関する議論も食事の場が挟まれるのは、食事をすることで相手の人となりが良く理解できるからなのでしょう。
 
コロナ禍ですっかり家族以外と食事をとる機会は減りましたが、採用や商談などの関係を築く場面だけでなく、その後の継続的な協働関係のベースとなる信頼関係を維持・強化する上でも食事が重要だとすると、”人材育成”の一部として「食事」をどう活用するかは、バカげたテーマに見えるようでありながら、実はポストコロナ禍の人材育成をデザインする上で大切な一つのテーマなのかもしれません。

https://www.cnbc.com/video/2022/07/29/gonzalo-brujo-on-why-he-takes-job-candidates-out-for-lunch.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です