美術界の男女報酬格差は27兆円!?

「2008年から2019年の間に美術品オークションの総額28兆円(196.6B米ドル)のうち、女性による作品は5000億円(4B米ドル)、全体の2%に過ぎない。実験では、コンピューターで作成した美術品の作者として男性の名前を表示したほうが女性の名前を表示したよりも高く評価される結果が見られた。また別の実験では作者の性別を隠して美術品を見せたところ、作品から性別は判定できないとの結果が見られた。」
 
ビジネス界はいうまでもなく、おそらく美術界も含めた多くの世界で男女格差があるのでしょう。これまでのこうしたジェンダーギャップを白日の下に晒すことは大切でしょうが、おそらく更に重要なのはこれからの世界をどのようにしていきたいか、という世界観を示すことなのでしょう。
 
多くの人に共感を生まない世界観にはヒトは集まらないでしょうし、たとえ一時的に共感を生んでヒトが集まったとしてもその世界観が暴走してしまえばそこからヒトは離れていくでしょう。メタバースのような形で世界観がお手軽に実現できるようになる世の中では、これまでリアルな建国の理念を考えた人たちは偉人として崇められてきましたが、もっと身近な世界観アーキテクトぐらいの職業として様々な世界観を提案する人たちが求められてくるかもしれないですね。

https://www.forbes.com/sites/kimelsesser/2022/08/30/the-192-billion-gender-gap-in-art/?sh=7d1abae32d14

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