日本の国家機密流出、手打ちそばの作り方。

「そば打ちの名人だけが十割蕎麦を打つことができる。長野では、代わりにオヤマボクチという山菜をつなぎの代わりに使う。そばはグルテン・フリーでベジタリアン向けにもなる。これらの理由からそばは世界的に人気になれる可能性をもっているといえる。そばは日本の台所から解き放たれるのを待っている」
 
ラーメンやうどんはすっかり海外でも人気になっていますが、そばの海外での人気はどうなんでしょうか。あまり見たことがないような。そもそも国内での最近の人気はどうなんでしょうか。ある程度の人気がないと技術が廃れてしまう一方で、あまりに人気がでてしまうと別物になってしまうような。
 
そばだけでなくもしかしたら漫画なども含めて、個人の技量に紐づいているため形式化しにくい技術というのは日本の特徴をつくっている反面、限界をつくっている面があったのかもしれません。しかし、大量消費時代が終わり多様な価値が求められる時代になるのであれば、余人をもって代えがたい技術の育成を目指すという日本にとってはある意味での原点回帰の動きがこれからは大切なのかもしれないですね。

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