個性を認識するアセスメントの重要性

「2015年に立ち上げられ、フォード、マイクロソフト、JPモルガン、SAPなどの企業が参加している「自閉症者雇用者円卓会議」(Autism at Work Employer Roundtable)では、ニューロダイバージェントな人材の積極的な採用と活用を促進するためのベストプラクティスを共有している。大切なのはニューロダイバーシテイを理解し、企業文化に取り入れることだ。ニューロダイバージェントの人々が自分らしさを感じられる環境を整えることで企業にも利益をもたらす。」

日本企業の人材育成では、誰もが能力的には平等という前提で成長は努力次第という考え方がこれまで強かったように思います。そしてそもそもの育成の対象者を男性・新卒に絞り、その中で年次や学歴という能力とは関係ない要素で組織化してきた面があるのではないでしょうか。

しかしニューロダイバシティーも含めて、そもそもひとり一人の能力は異なる、という前提に立つことが迫られています。それは「上下をつける」のではなく、「個性を認識する」ということです。

そのためには、脳やDNAなどの診断手法の進化、個人情報の扱いの厳格化、心理的安全性の向上、そしてなにより能力に対する認識の前提を含めた企業風土の変革など、包括的なアセスメント力の強化が必要となるのでしょう。

https://www.forbes.com/sites/jonathankaufman/2023/04/14/mindset-matters-encountering-greater-business-acumen-through-the-neurodivergent-way/?sh=784caf57791c

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