週一の学術論文ニュースレター、今回は「事業継承における番頭の役割」という論文です。
この論文を読んで、日本のファミリービジネスにおける「番頭」さんに象徴されるように、日本の発展は前の世代から次の世代へと引き継いでいくという使命感に支えられてきたのではないかと、ふと感じました。
それを自分に当てはめると、40歳というのはこれまでの世代からいろいろな恩恵を与えてもらっていたところから、これからの世代に恩恵を残していくところへの転換点にあるとすれば、そろそろ次の世代に残しておくべきことについて考えないといけない時期なのですが、なんなんでしょう、この未だに自分のことで一杯感は。
それはさておき、少なくとも仕事としている人材育成においては、これまでを振り返ると「個の強化」に専念してきましたが、これからは「世代間の継承」についても意識的に考えてみたいと思います。