「ロンドンは演劇、映画、ファッション、芸能人を輸出している。中でも飛び抜けた存在はビートルズとジェームズ・ボンドだ。この二つのポップ・カルチャーがイギリスの印象を大きく変えた。そして驚くべきことにビートルズのファーストシングル「Love Me Do」と、ジェームズ・ボンドの第一作「ドクターノオ」はいずれも1962年の10月5日にリリースされている。60年後の現在でもビートルズやジェームズ・ボンドは引き続き時代の注目を浴びる存在であり続けている。こうした文化的巨獣はかつての帝国の灰の中から誕生したのだ。」
人的資本投資やリスキリングの議論ではデジタル分野が議論の中心になっている印象はありますが、わざわざ敵の強い土俵だけで戦わずに日本が勝てる土俵にもっと投資するとすれば、この円安時代に投資する領域はどこがよいのでしょうか。
やはり原料の輸入を伴わないコンテンツが良いのではないでしょうか。ドラえもん、あしたのジョー、ガンダム、マリオ、アキラ、攻殻機動隊、ポケモン、(あとはあなたの好きなもの)等々、挙げだしたらキリがないぐらい日本には世界的コンテンツがすでに多くあります。コンテンツに資金とヒトが集まり、失われた30年の灰の中から日本の新旧コンテンツが世界にはばたいたら世界の人にとっても面白いのではないでしょうか!!!