エグゼクティブ・エデュケーション・プロバイダーのトップが考える今後の課題

人材育成に関する週一の学術論文ニュースレター、今回は「エグゼクティブ・エデュケーション・プロバイダーのトップが考える今後の課題」という2007年の論文です。エグゼクティブ・エデュケーション・プロバイダーの課題、とくに効果検証の重要性が述べられています。

会社だけでなく個人にとっても「成長」はとても大切な存在だからこそ、「成長」の効果検証が問われているのだと思います。そして会社・個人に「成長」が求められていることに加えて、「成長」の意味も変わることが求められていることで、更に効果検証が難しくなっている面もあるのではないかと思います。

「更に」に「更に」をのっけると、その意味が変わりつつあり検証も難しい「成長」を私たちみんなが実感したいと願っているわけですから、もうどうしようもないぐらい大変な事態です。それでもどうしようもないとはいってられないのでどうしたらよいのでしょうか。

金融資本時代の通貨は「お金」でしたが、人的資本時代の通貨は「成長」なのかもしれません。もしそうだとすれば、経営者と人事の仕事は「成長」の機会を創出し、適切に分配することが責務ということになります。人事が大切にすべきなのは雇用や昇給・賞与という金銭報酬ではなく「成長」だと割り切ることができたら、いろんなしがらみが一気にほぐれるような気もします。

https://jinzaiikusei.substack.com/p/58b

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