内向型も外向型も使い方次第では?

「内向型はリーダーに向いていないという思い込みから、昇進から外される傾向がある。しかし内向型は3つの特徴をうまく使うことで優れたリーダーになれる。まず内向的な人はリスクに対してより慎重になれる。自ら内向的というウォレン・バフェットは、みんなと一緒にいることや反することに喜びを感じる必要はない、なぜなら大切なのは多数決ではなく自分がどう考えるかだという。また、内向的な人のほうが芸術や科学において高い創造性を発揮できるというという研究もある。加えて内向的な人のほうが注意深いため問題解決に優れているという実験もある」

「それあり、ゆえにそれあり」とする外向型でも、「われ思う、ゆえにわれ思う」の内向型でも、自分の特徴と置かれた環境からどれだけ価値を生み出せるかが大事であり、内向型・外向型自体に優劣はないと思われます。そもそも状況に応じて内向型と外向型の両方を使い分けることが重要なのでしょう。組織の戦略論的においても外部市場でのポジショニングを重視する考え方と、内部組織のリソースを重視する考え方と、どっちも大事みたいな話と似ているのかもしれません。

しかし一人の人格の中で内向型・外向型を使い分けることはできても共存させるのは難しいからこそ、職場においても家庭においても他者と共存するということがヒトには必要なのでしょう。そのとき一番大切なのは、結局のところ双方の「我慢」が大切なのだ、という結論にたどり着きそうになりましたが、あまりにも昭和的なので考え直します。

https://www.cnbc.com/2022/07/23/susan-cain-why-introverts-can-be-great-leaders.html?

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