ESGに対する姿勢が問われている

「ロシアからの供給の懸念から石油・ガス会社の株価が急騰している。こうした中で、石油・ガス会社を環境面で低く評価するレスポンシブル投資はジレンマに面している。世界最大の資産運用会社ブロックロックは、気候変動ロビイストによる株主提案に反対する可能性があると表明した。ブラックロックCEOのラリー・フィンクは長年にわたり持続可能性の音頭をとり、グリーンエネルギーへの転換を進めてきただけに、この警告は劇的な変化といえる。」
 
ロシアによるガス会社国有化の決定を受けて、日本もESGに対する姿勢の大きな分かれ道にこれ以上ないぐらいハッキリと見える形で立たされることになりました。これまでのとても便利な生活を捨ててESGとともに歩むのか、ESGというお題目を一旦取り下げてこれまでの生活を守るのか。
 
人材育成、特に経営者育成においては、市場戦略にも増してこうした非市場戦略が重要になっているとここ数年いわれ続けた中で、会社ならびに人材育成サービス会社がどれだけそのことに対応できていたか、今回のイベントを通じて様々な問い直しが必要となるのでしょう。

https://financialpost.com/investing/how-esg-investing-came-to-a-reckoning

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